マサヨシ です。
突然ですが、昔は、ニートをしてました。
毎日、不安で、臆病で、プライドだけは高くて、いじけて生活をしていました。
でも、今は結婚して3人子供がいます。18年間、介護福祉士として働いています。
今、ニートの人たちが「別にお前みたいになりたくない」と言われれば言い返すことができませんが。
一応、ニートから脱出した経験者として言わせてください。
「今している経験は大切」
でも
「動き出そう」
昔よりニートは増えていると思います。
私の体験が何かの役に立てればと記事にしました。
こんな人に読んでほしい。
- ニートな人
- ニートを脱出して働いたけど、挫折した人
- 今まで、挫折を知らずに突っ走っている人
- ニートを持つ親御さん
ニートとは


ニートってそもそも何?

いろいろな定義がありますが、ここでは「若年無業者」と決めます。
若年無業者(15~34歳の非労働力人口のうち,家事も通学もしていない者)の数は,平成14(2002)年に大きく増加した後,おおむね横ばいで推移している。平成26(2014)年は56万人で,前年より4万人減少した。15~34歳人口に占める割合は長期的にみると緩やかな上昇傾向にあるが,平成26年は2年連続で低下して2.1%となっている。年齢階級別にみると,15~19歳が8万人,20~24歳が14万人,25~29歳が16万人,30~34歳が18万人である。
2017 内閣府より
「若年無業者」は増加傾向にあります。
2020年1月31日に「労働力調査(基本集計) 2019年(令和元年)平均(速報)結果」が発表された。若年無業者数は、一般に本調査の「①15歳~39歳の、②非労働力人口(就業者、完全失業者以外の者)のうち、家事も通学もしていない者」として定義される。注意が必要なのは、完全失業者を含んでいない点で、つまり求職活動をしている人はここでいう若年無業者数に含まれない。その定義に基づいて算出される若年無業者数の推移は以下の通りである。2019年の若年無業者数は、74万人で、2018年から2019年にかけては、3万人増えていることが判明した。
若年無業者白書-その実態と社会経済構造分析」(特定非営利活動法人 育て上げネット)
全国で、74万人もいるんですね。確実にニートは増えています。これからも増加していきます。
私もニートだった

私もニートでした。
今から20年前、1997年あたりです。まだ「ニート」という言葉もありませんでした。
フリーター、引きこもり、家事も通学もせず、働いてもいない人です。
大学を辞める
まず、浪人してせっかく入った大学を辞めてしまいます。たいして勉強せず、合格した大学も行きたい学部じゃなかったので、すぐに行かなくなりました。今思えば、親に悪いことをしたと思います。
フリーター
完全に家に引きこもっていたわけじゃないです。たまにバイトはしていました。レストランや花の卸市場などで働きました。でも全然真面目に働いていませんでした。月に10万円くらいしか給料はありませんでした。実家だったのでそれで暮らしていけました。
スロットにハマる
その後、スロットのセミプロみたいになります。(大花火、アステカあたりです)その当時、スロットは稼ぎやすく、月に50万円は稼いでいました。いやー、本当に楽しかった。
そんな生活が2005年までの6年間、続きます。
今、思えば良い体験でした。人生のうちでプラプラする時期って必要です。普通に大学に通って就職していたら体験できないこともありました。
ニートの厳しい現実

現実は想像以上に厳しいです。ニートでいることの負の側面は以下の通りです。
- 社会的に認められない
- 友人と疎遠になる
- 金銭的に不安
- 実家暮らし
- 家族を養えない
- どんどん就職が難しくなる
結局、借金やゲーム依存、肥満、うつなど怖い未来も見えてきます。


でも大丈夫。逆転は可能です。
ニートが逆転するにはどうすればいいか

やはり近道はありません。地道な努力が必要です。
やるべきことは3つだけです。
少しづつやれば必ず結果が出ます。
行動する
まずは行動する
ありきたりなアドバイスで申し訳ないです。
「じゃあ、どうすればいいの」
働きましょう。正社員を目指しましょう。
働けば、規則正しい生活リズムと社会性、お給料がゲットできます。
もし、ブラック企業に勤めてしまったら辞めたらいいのです。職なんて選ばなければ、たくさんあります。
断言できます「君ならできる、君には能力がある。」
もちろんです。まず、その土台を作りましょう。
まず動こう、少しでいいから動く、朝起きるて、職安にいくでもいいし、友達に会ってもいい、本を買ってもいい。一歩踏み出しましょう。
ニュースを見ると、強盗や痴漢の犯人はたいてい無職です。仕事をしていない人がすることがなくて犯罪を犯すのです。まずは仕事をしましょう。
動くことに迷ったらこの言葉を思い出してください。
「できるかできないかじゃなく、やるか、やらないか」
日本一稼ぐ弁護士の福永克也さんの言葉です。
何か新しいことを始めるとき、できるかできないかで考えてしまうと消極的になってしまう。そして成功できるかできないかは運の要素も大きい。その点、やるかやらないかは自分次第。ある程度成功の目処があるなら、「する」を選択していこう。多くの人が成功できないのは「成功できなかった」からではなく「挑戦しなかった」からである。
「日本一稼ぐ弁護士の仕事術」(著)福永克也
ちなみの福永さんは、フリーターから一念発起して、「日本一稼ぐ弁護士」になった人です。
繋がり
孤独はきついです。刺激もありません。
今ならTwitterやFacebookがあります。現実世界では友達、異性と付き合うでもいいです。
何か社会と接点を持ちましょう。
私が働くきっかけは、当時の彼女だった、今の奥さんの影響です。
誰かの力を借りることも必要です。
習慣
「努力を積み上げると成功する」これは偉人や成功者が必ず言っている言葉。
毎日コツコツが最強です。
スマホゲームもそうです。コツコツやってきたからこそ、ヤメることができない。毎日の成果を手放せないからです。
習慣の力を利用しよう。毎日少しづつやろう。
「0.01%の努力でも、1年後には200%、つまり倍になる」と勝間和代さんが言っていました。
プログラミングなんか熱いですね。今から始めると強いですね。


まとめ

私もニートでした。
今は3人の父親です。同じ職場に18年勤め続けています。
20年前の自分に「まあまあ、よくやってるよ」と胸を張って言えます。
「ニートが逆転することは無理じゃない」
動き出しましょう。

