どーも、介護職を18年しているマサヨシです。休職と復職を2回くり返して現場で働く44才です。
みなさんはこんな悩みはありませんか?

業務が遅くて、他の職員に迷惑をかけている

どうしたら利用者ともっと関われるのかしら
特に新人に多い悩みですね。ベテランの職員でも、時間に余裕があって、もっと利用者にかかわる時間が欲しいと思いますよね。そんな業務スピードに関する悩みを解決する方法をお伝えします。
業務のスピードを爆上げする方法です。
結論

失禁を減らすです。知っていました?いつも当たり前の答えでスイマセン。だって、オムツを交換して、全身更衣をして、シーツを交換する。早くて15分、新人なら30分はかかります。夜勤の明け方に2、3人やると、ベテランでも真っ白になります。これを事前に防ぐことは、業務をスムーズに進行するためには、必要不可欠です。
スピードが大事


えー、でもスピードばっかり重視して、業務にばっかり意識がいくのはどうかと思う。

利用者に合ったケアをしなくていいの?
もちろん、利用者の満足度、QOLは大事です。丁寧さも大事です。でも、業務をしっかりと、迅速に行うことは、同じくらい大事です。仕事は丁寧で早い人が一番です。それに、利用者の満足度や丁寧さって、あまり見えないですし、数値化もできません。その点、早さや時間って見えやすく、分かりやすいです。まずはそこを伸ばしていく方が、職場では重宝されます。
失禁を減らす

失禁って、衣類やシーツが濡れて、利用者にとっては気持ち悪いことです。夜間ならば、しっかりと眠れません。もちろん、介護者の仕事も増えます。少なくすることは、どちらにとってもメリットがあります。便失禁は難しいけれど、尿失禁はやり方次第で、確実に減らせます、失くせます。
どうするか

では具体的な方法を、5つ紹介します。
こまめに交換
これが一番有効です。1回多めに交換する。男性なら、巻いたパットのみ交換する。色々試しましたが、これが一番効きます。もちろん時間は余分にかかりますが、手際よくやれば2~3分でできます。
トイレに連れていく
寝る前や、夜中にトイレに誘導する。トイレで排尿のある人は、なるべくトイレでしてもらいましょう。ポータブルトイレでもいいです。でも、夜中に起こされるので怒る利用者もいるかもしれません。でも、寝る前のトイレなら大丈夫です。必ず行きましょう。
パット巻く
男性に有効です。パットを陰部に巻きます。これをパット交換するだけなら、すぐに交換できます。男性は陰部が動くと、パットがズレることがあります。直接、イジる人も多いです。(同じ男性なので気持ちが分かります。落ち着きますもんね。)もちろん、定時交換の時は、全てのパットとオムツをしっかりと交換しましょう。
防水シーツを敷く
これは、予防ではありませんが、防水シーツを敷いて、シーツ交換の手間を省くことができます。
排尿パターンを把握する
本当のやり方は、個人個人の排尿パターンを把握して、その都度交換やトイレ誘導することです。いわゆる個別ケアです。個人的には、理想論のような気がします。現実的ではありません。ある施設では、個別排泄を徹底しすぎて、夜勤の大半が排泄で終わるなんてこともあるそうです。ほかにもやることはたくさんありますしね。でも、そんな利用者に寄り添った施設で働いてみたいです。
あらかじめリスクを把握する
失禁だけに限りませんが、転倒事故や徘徊など、リスクヘッジの考え方を持つことは重要です。
リスクヘッジとは、起こりうる危険を予測し回避するという意味のこと。英語では「risk hedge」と表記し、「risk」は「危険」や「恐れ」を表し、「hedge」は「生け垣」や「障壁」などとともに「防止策」という意味を持つ。このリスクヘッジという言葉は他の日本語で、「危機回避」や「危険回避」と言い換えることができる。リスクヘッジは、金融取引において損失を避けることを意味する金融用語としての使い方がそのはじまりであったが、今では金融用語としてだけでなく広く一般でも使われている。
Weblio辞書
介護の現場で起こることは、ある程度予測できます。でも対策までしている職員はあまりいません。起こってからジタバタしています。同じ人のシーツを毎回毎回交換している職員をみると切なくなります。
少ない労力でなんとかする

介護の現場は、人手不足です。今ある、人・モノでどうするか、どうリスクを減らして、どうメリットを増やすかを考えないといけません。
まとめ

業務のスピードをアップさせる、具体的な例を挙げました。もちろん、スピードだけじゃないのが、介護や対人サービスの業種です。でも、早くできることを早くして、できることや、やりたいことをやりましょう。
私は早く帰ります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
めざせ100記事。