どーも介護職18年のマサヨシです。休職と復職をくり返しても現場で働く44才です。
みなさんは、こんな悩みありませんか?

業務リーダーを上手にやるには、どうしたらいいのかなあ。何に注意したらいいのかなあ。

そもそも、業務リーダーって何をしたらいいの?
こんな悩みを持っている人は、今回の記事を見てください。最近、一般介護職から、業務リーダーに昇格した人は、是非とも読んでください。

そもそも、業務リーダーって?
それぞれの施設で、名称は違うと思います。ここで言う、業務リーダーとは、その日1日のフロアのリーダーです。日勤と夜勤に、各階に1人配置されます。あくまで1日単位のリーダーです。班リーダーや棟リーダーや、副主任や主任とは、少し違います。通じるところは多いですけどね。
この記事を読めば、業務リーダーを効率よく進める方法が分かります。見るべきポイントが理解できます。
結論
やるべきたった1つのことは、マネージメントすることです。その日1日をマネージメントするのです。
マネージメントとは
人・物・金・時間などの使用法を最善にし、うまく物事を運営すること。特に、そのようにして企業を維持・発展させていくこと。経営管理。また、経営者。
Googleより
なので、頭を使いましょう。体より頭を使うのが、業務リーダーなのです。
具体的にマネージメントするのは
- 時間
- 空間(フロア全体)
- 職員
- 捨てる
ではそれぞれ説明します。
時間を管理する

私は1日のゴールを「できるだけ事故なく安全に、時間内に業務が終わる」に設定しています。賛否両論あると思いますが・・・。だから、時間を基準に行動し、明確に意識しています。特に、食事の時間は基本的に動かせないので、食事の時間と勤務終了時間を基準にして、業務をマネージメントします。
だから、時計をガン見しています。利用者の顔より、見ているかもしれません。
でも、食事を利用者に合わせて、提供している施設もあると、聞きますが、理想的ですね。憧れます。
広い視点で見る

フロア全体を意識して働きましょう。自分のポジションだけではなく、他の職員のポジションの進行状況も把握しましょう。コツは、頭で予想するだけでなく、実際に行って、目で見て確認しましょう。
業務は順調に進んでいるか?トラブルは発生していないか?コールが鳴りっぱなしになっていないか?などマネージメントしていきます。
職員のスキルを見極める

職員をマネージメントするには、職員のスキルを、見極めることが重要です。職員によって、スピードや丁寧さはそれぞれ違います。同じ業務でも30分くらいの差は余裕で出てきます。そこも考慮して、配置や業務を見直します。そして、必要ならフォローします。
捨てる

できないことは、捨てる勇気が必要です。それができるのは、業務リーダーしかいません。判断が難しいなら、役職に聞きましょう。時間、職員、フロアの状況で、無理なことは、思い切って捨てましょう。そして、業務リーダーは考えるために、まずは自分の業務を捨てましょう。そして考えがまとまって、指示を出してから、自分の業務に手をつけるぐらいでイイです。本当は、業務をせずに、指示出しに専念したいですが、現状では難しいですね。結局、業務リーダーは、同時に、監督と選手の2人分の動きをする必要があります。
タイトルと矛盾していてスイマセン。
昔、こんなことがありました
まだ、入職3年目の頃、夏祭りの統括リーダーをしていました。後片付けの時、全職員が一斉に片付けを始めました。私も一緒に片付けようとしたら、当時の介護主任が、怒って私に言いました。「お前は、統括する立場なんやから、何もするな!!指示だけしたらイイ。そうしないと全体が混乱する」と。リーダーって、誰よりも体を動かすことだと思っていた、当時の私には晴天の霹靂でした。その後、「椅子はここに片付けて!」「食堂の人員が少ないから、そっちに行ってください!」など、具体的な指示をして、無事に混乱なく、祭りの後片付けは終わりました。
こんなリーダーいませんか?
指示も決断も何もせずに、オムツ交換したり利用者と話したりしている、業務リーダーっていませんか?一般介護職ならいいですが、業務リーダーがそれではいけません。チーム全体が迷惑します。
まとめ

今日は、業務リーダーがやるたった1つのことを、お伝えしました。
リーダーは決断と選択をする立場です。それだけやればいいのです。たくさんやろうとしてはいけません。
「より良くより少なく」することです。その考えは、この本に書いてあります。ビジネスでもプライベートでも役立つことがたくさん書いてあります。
偉そうに書いてきましたが、私もちゃんとマネージメントできるわけではありません。見えていないこともありますし、時間通り終わらないことも、たくさんあります。自分の気持ちの浮き沈みにも、左右されますしね。だからこそ、できることをやりましょう。
そして早く家に帰りましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
めざせ100記事。